経営者からの招待状

困難を乗り越えられたのは情報共有とコミュニケーション

高校、大学を通じて約30種類のアルバイトを経験した。工事現場から英語教材の営業まで体当たり勝負。大学1年で自ら50万円を投資し、ハンバーガー屋台を始めたこともある。目の前でお客さまが「美味しい」と言いながら食べる姿が嬉しくて、いつしか売上よりも「誰かの役に立つ事業がしたい」と思うようになった。

卒業後は起業を前提に、独立支援事業を行う株式会社ベンチャー・リンクに入社。独立するまでは部屋を借りないと自分に誓った。カプセルホテルに泊まり、荷物はコインロッカーに預ける生活。担当するベンチャーが次々と新規上場していくのを目の当たりにした。同期の女性と意気投合し、株式会社ガイアックスを立ち上げたのは24歳の時。

当社は「人と人をつなげる」を企業理念に、ブログやSNS、オンラインコミュニティの企画から開発、運営までを行っている。最初から順風満帆だったわけではない。ネットバブル崩壊後に広告収入が激減し、倒産の危機に陥った。海外オフィス4拠点をすべて撤退。売上や状況を全社員で共有し、協力し合うことで危機を乗り越えた。立場に関係なく全社員が経営者的視点を持ち、徹底した情報共有を行うことが組織を強くすると実感した。現在、主力事業でもある企業向けSNSは、情報共有の重要性を痛感しているからこそ生まれたと言えよう。内定者向けSNSは立ち上げ約2年で全国400社に導入されている。コミュニティには無限の可能性があり、人と人をつなげる仕組み作りに貢献していきたいと考えている。また、利便性が広まる一方、ネットトラブルも他人事ではない。コミュニティの健全化事業にも力を入れ、子どもたちが安心してインターネットを利用できる環境を目指したコンサルティングサービスも始動させた。

私も最初から経営者だったわけではない。ただ、自分の持つ可能性を信じていた。また可能性を追求し続ける環境に身を置くことで、圧倒的なスピードで成長することができた。学生の皆さんにも”可能性”がある。可能性を信じ、追求している組織に属することをお勧めしたい。これからの時代に必要なサービスを提供し、世の中を幸せにしようという会社には、可能性を秘める皆さんに適した未来が広がっているはずだ。

株式会社ガイアックス代表執行役社長CEO 上田 祐司

Ueda Yuji

1974年、大阪府生まれ。同志社大学卒業後、株式会社ベンチャー・リンクに入社。当時の同期の仲間とともに24歳で株式会社ガイアックスを設立する。「人と人をつなげる」を企業理念に掲げ、インターネットを利用した各種コミュニティの拡大に尽力、30歳で上場を果たす。

株式会社ガイアックス

http://www.gaiax.co.jp/jp/

採用情報

http://2011.s-walker.net/company/top/5553

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